施工までの流れ

施工管理体制

・工程管理

事前調査による、工程表を作り施工計画書を作成。

・品質管理

材料のサンプリングと、物性試験により、配合設計書を作成。

・原価管理

施工計画書に基づき、参考施工見積を作成。

・安全管理

事前調査により、工事中及び周辺施設の安全を考慮し、施工計画書を作成。安全基準に基づき工事を行う。

施工の流れ

事前調査

安全調査:対象施設の施工に当たり、プラント・安定材搬入に対する安全性の確認、交通規制の対処等。

土量調査:試掘調査により、表層・下層材料の厚さ調査(現地コアによる密度・透水試験)を行います。

配合設計
対象母材料:室内物性試験(簡易透水試験・曲率係数・均等係数・含水・土粒子の密度試験 現地コアによる密度試験・透水試験)・軽装密度試験。
混合材料:配合設計による混合材料を室内で、物性試験を実施し、施工時の標準物性値として、現場品質管理の資料とする。

室内試験・配合設計

室内物性試験:試掘調査で持ち帰った材料により粒度試験、含水比試験(均等係数・曲率係数算出)、軽装密度試験、粘土分布試験、簡易透水試験を行います。
配合設計:それらの試験データにより数量管理を行い土の変化率を決定、土量の数量計算を行います。
以上の試験結果を精査し調査場所の既存土に最適な配合設計を行い、工法のご提案を致します。
舗装断面(参考例)

現場材料・製造管理

数量管理:製造現場で送量テストを実施(施主、現場代理人立会の上周速計によりベルトコンベヤーの速度を計測し、配合設計書の通りの混合割合を確認)
使用材料と製品物性試験:使用材料(母材・改良材)の含水比試験、湿潤密度・乾燥密度を実施します。
混合土、製造中の最大粒径試験を行い、試験室で製品検査を日々行います。

施工管理

製造工程:プラント組立(プラント性能の確認)
原価管理:工程、品質、安全管理によって原価が左右されます。

施工管理

完成検査
表層土:原位置でサンプリング、試験室で粒度試験を実施し、配合設計書を照らし合わせ粒度分布基準値内に適合しているか検証します。
施工場所の検査:現場透水試験・含水比試験・コアによる湿潤密度・乾燥密度・含水比・下層の場合、有効間隙率試験・現場透水試験
追跡調査の実施
利用者(学校の先生等)に聞き取り調査の上、ご意見を取りまとめ対応致します。
経年劣化による軽微な凹凸であれば簡易なメンテナンス(とんぼ掛け、ブラッシング等)で改善されます。
また降雨後によるスポンジや雑巾で水を抜き取る作業も軽減されます。